専務ブログ
10年前の「絵図板」初心忘るべからず
常にセンスUPを心掛ける、あさてる建築の浅野覚です。
今日は「初心を忘れない」です。
午前中、次の仕事の準備の為、工場を片付けていたら「絵図板」が出てきました。
↑ この絵図板(図面)と、「指金」と、定規になる「けん竿」だけで家が建ちます。
この絵図板は僕が初めて「墨付け」をした時のものです。約10年前のもの。
一生懸命作ったことを思い出しました。
この技術を伝承することは、今の時代難しい事ですが
絵図板を見ると過去の事が以外と鮮明に思い出します。
この板に書かれていることだけで、建物の躯体を立体的にイメージします。
大工は皆この絵図板だけで共通した認識ができます。
パソコンで作った図面よりはるかに頭に入ります。
アナログ作業は尊いものだなぁとあらためて思いました。
そして、道具の手入れ。
↑ 丸ノコの刃も変えて準備はOKです。
↓ 鑿(のみ)も研ぎます。刃がかけていたので仕上げるのに時間がかかりました。
↓ うちの代表が担当しているT様邸の新築工事の現場。
配筋検査も済み、月曜日にはベースコンクリートの打設です。
初心忘るべからずで、仕事に取り組みます。