社長ブログ
10年ぶりの本格和室お座敷造作
毎日現場に出ています。現在は羽島市の新築を進行中。10年ぶりに本格和室、床の間は4年ぶりの造作をしています。
お施主様の想いで、床の間・仏間・神間を設けました。10年前と違い、現代風に仕上げる予定です。が、お施主様には全てを任せていただき、造作作業を進めます。
一発勝負のお仕事なので、緊張感がたまらなくすごくやりがいあるお仕事です。
最近は真壁といって柱を出す和室がほとんどない中、私の作業を信頼し自由に作らせていただいています。
このような難しいお仕事は緊張との背中合わせ、真剣に細かい作業をひたすら続けていくのですが、たまらなく大好きな仕事です。
全ての結果は私次第、既製品とは違いノミやげんのうを使い、作業の全てを現場で手作業で合わせていきます。
合わなければ失敗に終わります。とにかく時間がかかり、細かい作業です。
このような仕事はいつもこれが最後という想いでお仕事をさせて頂いています。次にお座敷を作れることがあるのはいつなのか、またその機会があるのかないのかも分かりません。
現在の大工には中々経験させて頂けない貴重でありがたい現場です。お施主さんの想いを存分に汲取り、最高に満足して頂けるよう寄り添った和室造作を続けます。