社長ブログ
桧を使用して
現場大好き羽島大好き大工です。
先日お邪魔していた現場にて。
桧を使用して、現地で刻みます。久しぶりの刻みです。
(刻みとは、自分で蚤やのこぎりを使い現場で合わせて材料を作ります。)
暑くて体はえらいのですが、桧の香りがスーッととして頭の中のストレスが減ります。
岐阜県産の東濃桧は全国ブランドです。しかし金額は大変お値打ち。
高いと思われがちですが、現在良く使われている収成材の材料よりお値打ちです。
桧を使った柱はヒノキチオールが含まれており、害虫にも強く殺菌効果もあります。
また木の目が緻密で杉などよりも頑丈です。
例えていえば、同じ太さの柱を作るにあたり、杉なら30年物の木に比べ、桧は50年物の木を使います。
それほどに年輪が細かくしっかりとつまった材料だということです。
その分とても硬くしっかりしています。
今回のお宅ではこの桧を柱・梁・垂木(たるき)・母屋(もや)・桁(けた)などふんだんに使用した住宅となりました。
やはり僕は、本物の材料を使った現場の仕事が大好きです。