大工道具一覧

古来より木造建築の技術発展と共に歩んできた大工道具。あさてる建築が先代からの受け継いできた誇り高き大工道具を紹介いたします。これらの道具には、より良い家づくり・高品質の住まいにこだわり続けた「あさてるの魂」が宿っています。
- 指矩(さしがね)
- 大工道具の代表ともいえるさしがね。表裏、内側、外側に目盛が付いているL字型の金属製の工具。大工さんでも全てをマスターをするには難しいと言われるくらい様々な使い方がある道具です。
- 板図板(えずいた)
- 柱や土台・桁などを墨付けるために、大工さんが使う板に描かれた平面図のこと。
- スコヤ
- 精度が求められる直角の確認と木材に墨付けする時に使用する。
- アルミ定規
- 大工工事で使う時はおもにプラスターボードを切るときに使用します。
- 巻き尺(まきじゃく)
- 建物の位置を出す時、土台を伏せる時に使用します。
- 腰道具(こしどうぐ)
- 建方、造作工事の時に身に付ける道具
- カーペンターゲージ
- 刻みの道具。「アリ」や「カマ」、「ホゾ穴」の印を付ける為の道具
- 玄翁(げんのう)
- 釘を打つ、叩く、のみを叩く道具として大工道具の定番。対称的に打面が2つある物を指す(金槌(かなづち)トンカチ)
- 掛矢(カケヤ)
- おもに建前に使用する。樫(かし)などで作った大形の木槌(つち)。杭(くい)などを 打ち込むときや,物を打ち壊したりするのにも使用する。
- 鋸(のこぎり)
- 鋸は押す、あるいは引くことによって材料を切断する道具。日本、トルコ、 ネパールでは、多くの場合、引く方向に刃がついている。
- 両刃のこぎり
- 上下に刃が付いたのこぎり。
- 鑿(のみ)
- 木材、に穴を掘ったり穿ったり、彫刻したりするのに用いる工具。様々な形状の刃先がある。31~34
- 鉋(かんな)
- 主として材木の表面をけずって加工する目的で使われる道具。建築部材の表面仕上げを行うために使用する頻度が高い。36~44
- 墨壺(墨坪)すみつぼ
- 材木に直線を引いたり、建築現場で基準線(墨)となる地墨や腰墨を引くために使われる。その他朱壺やチョーク墨などがある。
- バール
- てこの原理を利用する金属製の棒である。鉄挺(かなてこ)とも。 片手で取り扱える重量と長さの小型のものは釘を抜く作業用工具として用いられることが多く、釘抜きとも呼ばれる。大バール、中バール、小バール。
- 江戸っ子 釘抜き(くぎぬき)
- 小さい釘を抜く小バールの別の呼び方。
- 下げ振り(さげふり)
- 鉛直を調べる道具で,糸の一端に逆円錐形でおもりをつけたもの。ある点を同一鉛直線上に移すときや,壁や柱などの建入れ (鉛直) の良否を調べるのにも用いる。
- めがねレンチ
- ボルトやナットを素早くしめることができる工具。 ラチェットレンチともいう。
- 錐(きり)
- 小さな穴をあけるための工具である。おもに木などのやわらかい物体を対象に使われる。釘を打つ時の下穴をあけるときに使う。
- 釿 ちょうな
- 斧の一種で、鉋が普及する以前は木材の荒削り用として使われていた。チョンナともいう。
- 鎹(かすがい)
- (かすがい)とは、金属製で「コ」の字の形状をしており、尖った先端部が2つある釘。両端をつなぎ合わせる木材にそれぞれ打ち込むことにより接続させる釘
- けびき
- 木材の側面に刃先で平行な線をつけたり,ある幅で割ったりするための道具。
現代の道具
- チェーンソー
- 木をきります
- 丸のこ大
- 大きな木を切ります
- 丸のこ
- 木を切ります
- 釘うち
- 釘を打ちます
- 電動かんな
- 電動でかんなをかけます
- はつり機
- はつります
- 掃除機
- 掃除をします